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祝!富士山 世界遺産登録

2013.09.05

富士山が世界遺産に登録されたようです。

日本を象徴する国内最高峰の富士山(3776m)がユネスコの世界文化遺産に登録された。
正式名称は「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」。
日本の世界遺産はこれで17件となった。

– 富士山を世界遺産登録 | nippon.com

( ̄へ ̄) もともと富士山には世界遺産かそれに近いイメージを勝手に持ってたので、逆に「まだ世界遺産じゃなかったんだ」ていう印象。
ゴミ問題とか色々あるみたいだけど、なんにしても世界遺産になって良かった良かった。

富士登山の追憶

jpg(´∀`) 富士登山には、今から11年前の2002年の夏に挑戦しました。
友人から提案された時は、「登山経験ゼロのおれらがいきなり日本最高峰の山を登るなんて無謀すぎる」と一人で猛反対したものの、結局メンバーの「まーなんとかなるっしょ」的な空気に流されて決行。

洗礼

jpg早朝から車で出発して、五合目駐車場に到着したのが午前5時頃。
(゚皿゚) 午前6時頃、駐車場から山道に入り登山開始!
霧がかった森を抜けてからは山肌が剥き出しになった道をひたすら進んでいくと休憩所が見えた。
「五合目の次だから六合目の休憩所ってわけか」とか言ってたら「本五合目」と書かれた看板が迎えてくれた。
(´Д`) あ、まだ六合目にすら達してなかったんだ・・・えーと山頂までは何合目まであるんだっけな?
序盤からそこそこの精神的ダメージを喰らう。

幻想

jpg若さに任せて登っていくものの、辺りを見回すとが晴れたりたちこめたりを繰り返してる状態。
標高の低い方を見ると、濃い霧が横に移動しているのが見える。
霧っていうより、この高さまで来るともうか?
雲を見下ろしてるのか!初めての感覚!
( ̄∀ ̄) 「てことは何だ、今おれたちは雲の上の存在なのか?」
うまいこと言ったつもりが、メンバーは苦笑気味に「ああー」「まぁ確かに・・・」程度のリアクション。
登山開始から数時間、ついに疲労の色が出てきたのか?
それとも発言が微妙だったからなのか?(たぶん両方だ。)

異変

jpgさらに進むと植物の高さが徐々に低くなっていって、やがてほとんど岩石だらけの道に。
明らかに生物の数が減っていく。
(´へ`) それに伴ってメンバーの口数も少なくなっていった。

ただこのあたりから、なぜかそれまで溜まっていた身体の疲労を感じなくなっていった。
次第に足取りまで軽くなっていく。
(^〇^) 身体が勝手に山登りのコツを掴んだか?と調子に乗って、ペースが落ちてきたメンバーの先頭を切って登っていった。
離れすぎたと思ったらメンバーが追いつくまで道端で景色を楽しんで待つほどの余裕ぶり。

登頂?

jpg(゚▽゚) そしてとうとう頂上に到着。
直前から急に天候が悪くなり吹雪いてきたものの、休憩所のゲートをくぐった時は全員で雄叫びを上げた。
朝っぱらから6時間以上もかけてようやくたどり着いたゴール、メンバー全員が達成感・満足感・安堵感の混ざったいい顔になった。

・・・ところが、まだ山頂じゃなかった。
どうやらここは飽くまで山頂に続く最後の休憩所であって、富士山のてっぺんじゃないらしい。
┓(´Д`)┏ ここにきてあまりの仕打ちに愕然とするメンバー。
山を甘く見て下調べ不足が露呈した瞬間だった。

決断

登っている時はあまり気にならなかったが、山頂付近では真夏でも氷点下になる寒さ(ツンドラ気候に分類されるらしい)。
一時的にホッとして気が抜けたからか、急に空腹感も出てきた。
追い打ちをかけるように吹雪は本格的に激しくなっていく。
とにかく休憩所に入って暖かい食事をとると、疲労と満腹感で強烈な眠気に襲われ座ったまま居眠りしてしまった。
寒さですぐに目を覚ました時、話し合っていたメンバーが何か決意したようだった。

(´へ`) 「下山しよう。」

予想以上にかかった時間、メンバー全員の疲労度、一向におさまる気配のない吹雪。
確かに厳しい状況だが、ここまできて登頂をあきらめたくない。
(゚皿゚) 反対しようとして身体を動かした瞬間、下半身に嫌な感覚が走る。
足の付け根から太腿にかけて強い疲労感と鈍い痛みに襲われ、心がポッキリと折れた。
(-_-) あっさりとあっけなく、下山を受け入れることに。

代償

真の試練はここからだった。
登山中、軽いクライマーズハイみたいな状態になってホイホイ進んでたせいか、休憩をはさんだ後の身体の調子はガタガタだった。
特に太腿は一歩踏み出すごとにつりそうになるほど(結局つらなかったけど)。
(´皿`) 山登りは下りの方がきついっていう話は本当だったんだな・・・絶景を楽しむ余裕もなく、果てしなく感じるほど長い下り道をひたすら駆け下りて何とか下山。
その後は足が限界をむかえて、車から降りるだけでも必死だった。

改めて

世界遺産となった今は、当時より観光客が増えて登山しにくい状況になってるかもしれない。
若い時に行っておいて本当に良かった。
(´-`)┏ 以上、富士登山の回想でした。

photos by: aki.kajitani & Kuruman
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